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神戸低侵襲がん医療センター がん治療 放射線治療 化学療法 ポートアイランド 神戸医療産業都市 低侵襲 サイバーナイフ

当院の診療実績

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当院の診療実績

当院は本年4月で3年目を迎えました。平成26年度は3,500名以上の患者さんが受診され、921名が放射線治療を受けられました。本年度も1,000名を超える患者さんが放射線治療を受けられると予想され、新患者数は近畿圏内でも有数の件数となっています。

 一般の方向け     医療従事者向け

放射線治療の診療実績

高精度放射線治療装置の診療実績(平成26年度)

治療装置 CyberKnife VSI
(サイバーナイフ)
TomoTherapy HD
(トモセラピー)
TrueBeam
(トゥルービーム)
合計
装置外観  
特   徴 定位放射線治療(SRS、SRT、
SBRT)専用装置
※脳はもちろん肺や肝臓など
呼吸することによって移動する
腫瘍に対し、動体追尾照射が
可能な治療装置
強度変調照射(IMRT)専用装置
※前立腺がんや頭頸部がんな
ど動かない腫瘍のみに集中して
照射でき、その周りの正常細胞
や臓器への影響を最小限にでき
る装置
汎用型高精度放射線治療装置
※呼吸で動くがん細胞に対して
も、呼吸同期照射を行うことで、
定位放射線治療や強度放射線
治療も可能な装置
 
脳腫瘍 16 18 1 35
・脳転移 122 11 18 151
肺がん 43 3 41 87
・肺転移 26 2 15 43
肝臓がん 54   11 65
・肝転移 122 11 18 151
鼻腔・副鼻腔がん   14 1 15
・咽頭がん   23 3 26
・喉頭がん   3 2 5
・頸部 8 19 8 35
食道がん     41 41
乳がん     35 35
膵臓がん     12 12
腹部・腹部リンパ節   17 30 47
骨盤・骨盤リンパ節   22 20 42
前立腺がん   71 25 96
脊椎骨転移   51 76 127
・骨転移   15 91 106
 

定位放射線治療(STI:Stereotactic irradiation)
トゥルービームの特徴病巣に対して、多方向から放射線を集中させることで、その病巣の周囲にある正常組織にあたる放射線量を極力減少させることができます。言いかえれば、病巣に多くの放射線を集中させても、周りの正常組織への影響(副作用)を抑制することができます。
※SRS:Stereotactic RadioSurgery(定位手術的照射:1回照射)
※SRT:Stereotactic RadioTherapy(定位放射線治療:分割照射)。

 

強度変調放射線治療(IMRT:Intencity Modulation RadioTherapy)
トゥルービームの特徴 強度変調放射線治療(IMRT)は、病巣に放射線を集中させる高度な照射方法です。コンピューターを用いて様々な角度から照射する放射線の強弱を計算し、病巣の形に合わせ込ます。すべての角度からの放射線を照射し終えると、その放射線が集まった形が、ちょうど病巣の形に一致します。こうすることで病巣に放射線を集中させ、病巣周辺の正常組織への影響を軽減できます。これによって、1~2分という短時間での照射も可能となりました。



汎用型高精度放射線治療装置
一般的に全国に導入されている放射線治療装置といえば、リニアック(直線加速装置)という装置です。このリニアックには様々な仕様があるのですが、当院に導入されているトゥルービームは、上記に示す高精度放射線治療を全て行うことが可能であり、また一般的な照射も可能です。この高精度放射線治療を行うためには、その放射線の出力の精度、装置の動く精度が非常に高く担保されていなければいけません。また放射線をあてる位置の精度を担保するためにX線画像を用い、治療位置精度をミリ(mm)以下の単位で照合し照射を行うことができます。これを画像誘導放射線治療(IGRT)と呼びます。サイバーナイフが定位放射線治療専用器、トモセラピーが強度変調照射専用器のように専用器ではなく、全ての機能を搭載していますので、汎用型と呼ばれています。


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放射線治療機器別の診療実績

サイバーナイフ VSI (CyberKnife VSI)

主な治療法:脳定位放射線治療(SRS・SRT) ・ 体幹部定位放射線治療(SBRT:動体追尾照射)
平成26年度 診療実績 (CyberKnife 307人:538部位)
治療部位 原発部位 患者数 部位数
脳定位照射
(6D skull)

138人(340部位)
脳腫瘍 16 18
肺がん 70 173
乳がん 10 30
腎臓がん 10 19
その他 22 100

肺定位照射
(動体追尾照射)

69人(83部位)
肺がん 43 48
結腸・直腸がん 12 16
食道がん 3 3
婦人科がん 2 5
その他 22 100
肝定位照射
(動体追尾照射)

73人(81部位)
肝臓がん 54 59
結腸・直腸がん 10 13
胆管がん 3 3
胃がん 2 2
その他 4 4

症例1

左:肺がんの脳内転移腫瘍が認められた

CyberKnifeを用いた1日治療
(22Gy/1日)

右:6ヶ月後、腫瘍は完全に消滅

症例2

左:右肺がん

CyberKnifeを用いた動体
追尾による体幹部定位
放射線治療

右:6ヶ月後、腫瘍は完全に消滅

トモセラピー HD (TomoTherapy HD)

主な治療法:強度変調放射線治療(IMRT)
平成26年度 診療実績 (TomoTherapy 291人:305部位)
治療部位 治療法 患者数 部位数
前立腺 IMRT 71 71
頸 部 IMRT 59 61
脊椎骨 IMRT 54 60
骨盤部 IMRT 22 22
IMRT 29 30
骨 部 IMRT 15 17
その他 IMRT 41 44

症例 3 ・ 4

症例3
前立腺(線量分布)
IMRT:強度変調放射線治療により、直腸に影響することなく前立腺のみに放射線が集中(赤い範囲)して治療が可能となる。
症例4
脊椎骨(線量分布)
IMRT:強度変調放射線治療により、転移した脊椎骨部のみに放射線が集中し、副作用の大きい脊髄を避けて治療が可能


トゥルービーム (TrueBeam)

主な治療法:強度変調放射線治療(IMRT) ・ 体幹部定位放射線治療(SBRT:呼吸同期照射)
平成26年度 診療実績 (TrueBeam 541人:598部位)
治療部位 治療法 患者数 部位数


(56人:57部位
定位:呼吸同期 18 18
IMRT 7 7
その他 31 32
肝 臓

(19人:20部位)
定位:呼吸同期 5 5
IMRT 8 8
その他 6 7
脊椎骨

(76人:110部位)
IMRT 28 33
その他 48 77
骨 部 IMRT・その他 91 99
食 道 IMRT・その他 41 41
腹部・腹部リンパ IMRT・その他 37 38
乳 房 IMRT・その他 35 36
前立腺 IMRT 25 25
骨盤・骨盤内リンパ IMRT・その他 20 20
IMRT・その他 19 19
頸 部 IMRT・その他 14 17
膵 臓 IMRT・その他 13 13
その他 IMRT・その他 70 74

症例 5 ・ 6

症例5
乳がん・乳房温存(線量分布)

乳がんにおける乳房温存接線照射(4門照射)により、温存術後の予防領域に対して放射線治療を行う。
症例6
膵臓がん 呼吸同期IMRT(線量分布)

呼吸同期照射を用いたIMRT:強度変調放射線治療により、障害の起こりやすい消化器を避け膵臓腫瘍部に線量を集中させた治療
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